私立に通いながらなんですが・・・。制服交換会があったらいいのになぁと思います。
制服交換会とは
私が作った造語ではなく、遠い昔、私が通っていた国立中学校であっていたシステムです。
入学する時に、制服を購入しますが、しばらく経つとサイズが合わなくなってきますよね。
制服交換会では、先輩方が残してくださった制服と自分の制服を交換することができます。
このシステムの利用条件は2つ。クリーニング済みの制服を持ち込むこと。卒業する時に制服を寄付すること。
制服交換会の制服が増えていく計算になりますが、ある程度使われて、傷みのあるものを処分すること
があるので、うまく回っていたのかもしれません。
私自身はあまり成長せず・・・、システムを利用することはなかったのですが、娘が小学校で制服を着る
ことになってから、ふと思い出しました。
私立でもおさがりがたくさんです
通ってみてわかったことですが、小学校6年間の中で、少し大きめのサイズから購入しはじめても、
2年ごとに買い換える感じになりますので、3回購入する計算になります。
でも、ちょっとホッとしたのが、みなさん経済的に裕福なご家庭ばかりですが、大事に着て下級生のお母様方に
お声かけをされて、着れなくなった制服を譲っていらっしゃいます。
性別やサイズが合わないと成立しないのですが、そんなつながりがあることに温もりを感じます。
教育格差
最近よく聞くようになりました。制服を買えなくて、入学式からずっと欠席しているケースが
ニュースに取り上げられていました。
制服交換会のシステムが各学校にあれば、譲り受ける条件を追加するだけで、学校に行けない子供が
減るのかも、と思います。
制服交換会の運営をどのようにされていたのかは記憶にないのですが、保管場所やメンテナンスが
定期的に必要となりますので、実際には結構大変なのかもしれませんが、中学生になって制服が買えなくて
学校に行けないのは、大人になっても結構な心の傷になりそうですよね。
自分の人生を思い返しても、小学校3年生くらいからの記憶はわりとはっきりしていますので、
中学生となれば当然大人になっても覚えていますし、多感な時期でもありますし、周りの大人の
心遣いでなんとかなるのでしたら、なんとかしたい気持ちになりますね。
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