ごあいさつ



小学校受験に限った話ではありませんが、ごあいさつが自分からできるって、本当に素敵なことだと思います。



おつきあいをしていく上では、ごあいさつなしにはうまくいきませんものね。


育児書通りにはいかないものです


私自身、結構悩んだことのひとつです。我が家の娘ちゃん、かなり小さい頃から、ごあいさつを自分から


相手に聞こえるようにできたことって、数少ないです。





「受験の時はどうしたの?」ですよね。


これが、幼稚園の時も、小学校の時も、受験の時は好感度バッチリのごあいさつをするんです。


でも、普段は声が小さく、しているかしていないかわからないくらいで、しかも無愛想。


育児書には「親が笑顔で自分から積極的に挨拶をし、楽しそうにお付き合いをしていれば、


自然と子供も・・・」なんて書いてあるのを、いろんな本で読みました。


育児書に書いてあるから、ということもなく、私は集まって何かをするのが好きなので、人付き合いも


元々積極的なほうで、子供が生まれてからは特に子供を通してのお付き合いも加わって、


(その場面を見せようと意識しなくても)子供の前でごあいさつをする場面はかなりあったと思います。


しかし、子供がそれを見ていて自然に、とはいきませんでした。


むしろ「人付き合いはお母さんに任せた」という感じで、頭はさげているけれど、声は聞こえない、という感じ。


ごあいさつをしなきゃいけないプレッシャーでもあるのかしら??


子供の世界


そう思っていたところ、担任の先生から「学校では出来ていますので、認めてあげるところから


はじめてみてください」とのお言葉をいただきました。


「えーーー???」と思いました。


親のいないところ、娘ちゃん自身と社会という世界では、自分からごあいさつをしていたなんて。


しかも、先生からお聞きしたところによると「挨拶隊」なるものを結成して、


開門と同時に登校して、準備を終えたら靴箱のところにお友達を率いて、登校してくる生徒に


「おはようございます」と大きな声でごあいさつをしているとか・・・。


まさか、まさかの世界です。


「挨拶隊」のメンバーに入っているのではなく、自分から結成したとは・・・。


先生方も生徒から自発的に起きたこととして、温かく見守ってくださっているとのことで、


ありがたいかぎりです。


私も娘を責める目で見るのではなく、そんな気持ちで見守っていかなければいけなかったのかも、


と思いました。


子供の考えること、することって、不思議です。


育児書通りにはいきませんし、普段の行動は変わらないのですが、娘ちゃんの中では


なにか化学反応が起きているのかもしれませんね。


やはり、子供の世界ってあるのかも。



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