最近、我が家の娘ちゃんによく話すことについて書いてみたいと思います。
小学校受験の経験
小学校受験を経験すると、特に塾での特訓を受けると、時間を計られている中で作業をする
決められた時間の中で、結果を出すよう、優先順位を決めて作業を進めるようになります。
随分前の記事になりますが、色を塗る作業についてのお話を書きました。
幼稚園児にとって、数分で(子供たちには何分与えられているか、伝えられていない状態で)塗り絵の色を塗る、
となると、色を選んだり、丁寧に濃く塗ったりする余裕はありません。
塾に行くと、はみ出さずに、白い部分を残さずに早く塗る様、ご指導いただけます。
明らかに作業の途中、という状態で提出するよりも、全体の作業量を見渡して一応の完成を成し遂げた後、
終わりの合図があるまでの間に手を加えていく進め方が定着してきます。
小学校に入ってからの弊害
我が家の娘ちゃんだけなのかもしれませんが、何事においても、ザーッと済ませてから、
後からなんとかするクセが仇となり、ザーッと済ませて時間切れの時の、ひどいこと、ひどいこと。
作業については弊害はないのですが、学習の場合は、多少時間がかかっても、確実に進めていく必要
があります。
おまんじゅう屋さんに就職した話
そこで、私が娘ちゃんによくする話です。
「おまんじゅうを作る会社に入ったとするでしょう?最初は先輩社員のような速さで作れなくても
いいのよ。まずは、時間がかかってもいいから、先輩社員の教えてくださる通りに、商品として並べる
ことができるおまんじゅうを作ることが大事。早く作れるように頑張るのは、商品として売れる
おまんじゅうを作れるようになってから。同じ時に入社した社員よりも2倍速く作れても、商品になら
ないおまんじゅうが混ざるようでは、普通の速さで作る社員のほうが会社は助かるの。
会社が欲しい人材は、確実に商品を作れるように育っていく社員か、何倍もの値段で売れるような
独創的な商品を作れる社員。
お勉強を進めるときに、まずは、言われたことを言われた通りにやってみよう。」
まだまだ詰めの甘い娘ちゃんですが、確実な一歩を積み重ねていけるよう、励ましていかなければと、
自分自身に言い聞かせる私です。(ついついお説教をしてしまいますから・・・)
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