不合格の痛み



小学校受験で不合格になってしまった時の「心の痛み」は一体どれほどのものなのでしょうか。



心の痛み


塾のテスト会で、子供たちが試験を受けている間、保護者の勉強会で先生がお話してくださいました。


小学校受験で不合格になってしまった時の「心の痛み」について。






塾のテスト会でのお話ですから、家庭学習のみで力試しとして受験した場合ではなく、


それなりの期間、親子でしっかり取り組んだご家庭を想定してのお話です。


「6歳の子供にとって、数年塾に通って、志望校を1校に絞って受験し、不合格の場合は公立へという


パターンでの不合格だと、そのショックは大人の度合いに例えると同居している家族の死に相当するくらいです。


6歳ながら、自分自身の全てを否定されたような、ズタズタ、ボロボロな気持ちになります。」


とお話されていました。


これを聞いてしまうと、もし不合格だったとしても、相手が子供だからと「まだまだこれから


長い人生を歩んでいくんだから、最初のほうで失敗しても次頑張れば大丈夫だよ」


なんて言えないなぁ、言葉かけよりも、寄り添う気持ちが要りそうだなぁ
と思いました。


塾からのアドバイス


「だからこそ、絶対合格しなければならないんです!」と力説されていました。


とはいっても、全員が合格するほど甘くはない世界です。


通年で、成績の上下の振れ幅、立ち振る舞いなどを考慮して、第一志望がA判定とならない場合は、


他にもいくつか受験するようアドバイスされていました。(なるべく第一志望より前に合格が


いただける日程の学校を選ぶようアドバイスされていました)


(国立が第一志望の場合も、A判定にならない場合は、事前に私立の合格をいただいておくようアドバイス


されていました。ご家庭の考えとして国立が不合格なら公立へという場合でも、私立の合格をいただいて、


入学辞退をしてから国立を受験されたご家庭もありました。)


1校だけ受験して不合格になることを避けるためです。(入学辞退した私立の合格が自信につながり、


国立で失敗しても、一つは合格したという思いが残るため、ショックが和らぎ、仕方なく公立へ行くの


ではなく、自信を持って小学校生活が送れるとのお話でした。)


国立の場合、抽選で不合格となるのは、子供にとっては「お母さんがクジでハズした」という


言い訳が付く分、自力で1校だけ受験して不合格になるより心の痛みは少し軽く、次に向かう気持ちも


早く芽生えるのだそうです。


心の痛み対策


お子さんの様子と成績、本番当日に万が一イタズラやケンカに巻き込まれた時のことを考慮して、


心の痛み対策が必要かどうか、ご家庭で作戦会議をされてみてください。



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