私立の小学校を受験しようと考えていらっしゃるご家庭には、少なからずひっかかるポイントですよね。
学校のスタンス
寄付金に関しては、学校のホームページを見ても「強制ではありません」「金額にかかわらずお受けいたします」
などの表現が見られ、どれくらいの頻度で、一度に支払う金額、払った金額に応じた優遇など、
実際の寄付金は?
学校によって金額も頻度も違うかとは思いますが、我が家の娘ちゃんの学校や、近辺の学校の話で
いいますと、頻度は年に1~2回。(受付期間は年中)金額は集める目的によって変わってきます。
毎年恒例の寄付金は、一口ん万円と決まっていて、何口でも寄付できます。
(一口未満も受け付けて
もらえるようです)
後は、使う目的のある寄付金があります。購入するものや、改築など使う目的のはっきりしている寄付金です。
これは、一口の金額が小さくなります。ん千円から寄付できます。金額に応じて、どこかに名前が刻まれたり、
会報に金額と名前が載ったりします。(子供の名前で寄付すれば、どの人がどのくらいと判明しますが、
親の名前で寄付される方が多いので、珍しい姓とか有名な方とかでないと判別しにくいかも。)
寄付するメリット
名前が載るのがメリットとなるのは、お父様の会社名で寄付される場合ですね。
会社名とお父様(代表取締役)のお名前、寄付金額が載りますので、広告がわりとなります。
また、税金対策にもなります。所得金額から控除されるようです。
メリットにならず
金額に応じて、兄弟児の入学の合否が変わるというようなことは無いようです。
お父様やお母様が芸能人・プロアスリート・有名人であっても、上のお子さんが入学できていて、
たくさん寄付されていても、下のお子さんが不合格となっている実態があるからです。
もし、寄付金の金額に応じて、そのあたりが優遇されているのであれば、サラリーマン家庭の我が家より、
そちらのご家庭が合格されているはずですから。
気にしなくてもよさそうですよ
お父様が有名な方でらっしゃっても、お父様の母校がライバル校のため、派手に金額や名前を残したくない
との理由から寄付されない方もいらっしゃいます。
「任意です」と明示されている場合は本当に任意で、金額や名前を公表するか否かも前もって書かれていますので、
それぞれのご家庭の事情にあった寄付の仕方をすればいいと思います。
金額に応じて子供の立場に影響がある(いじめとか)なんてことは、親が意図的にその環境を作らない限りありません。
お付き合いの長い、狭い世界ですから、あまり望まれない行動をしていると疎んじられます・・・。
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