今回は、始めについた保身のためのウソから不登校に発展してしまったお話を書いてみたいと思います。
過去に身近で起きたエピソードが元になってはおりますが、個人的な話ではなく、
どんな風にして不登校へと進んでしまったのか、経過に重点を置いて書いていこうと思います。
落ち度を認められない
私立小学校に入学してみると、やはり受験を乗り越えて来ただけあって、穏やかで、自主的に学習を楽しむ
雰囲気に包まれています。
前にも書いたことがありますが、みんなどこか、塾・幼稚園・保育園・幼児教室で1番だったお子さん
ばかりです。ゆえに多少の衝突はありますが、頑張り屋さんが多く、失敗が少ない、
物事を進めやすい状態にあります。
そういう環境の中だからなのか、性格によるものなのかはわかりませんが、自分の失敗を認めたくない、
劣った部分や失敗を少しも知られなくない、という思いが強く、「ごめんなさい」を言わなくて済むよう、
ウソをついて、逃れてきたようです。
積もり積もって
忘れ物をした時には「持ってきたけど、なくなっている」、
宿題があることを忘れていた時には「ちゃんと宿題を全部したけど、プリントがなくなっている」、
よく遊ぶお友達の名前を聞かれた時には、本当はそんなに一緒にいたことはないけれど、
クラスでも一目置かれる人気のあるお友達の名前を伝える、などなど・・・。
その一つひとつは、小さなウソだったのかもしれないけれど、その一つひとつに周囲の人は丁寧に
対応していくのが私立小学校です。
「持ってきたのになくなった」のであれば、イジメの始まりであってはならないと、職員総出で探して
くださいます。
「宿題をしたのにプリントがなくなった」のであれば、学校でも探しますが、プリントを子供と一緒に探すよう、
自宅に連絡がいきます。
本当は自分にとってクラスメイトの一人でしかなくても、「仲が良い」と名前をあげて伝えれば、
親は相手の親に、それなりにコンタクトを取ろうとします。
うまくいっていると思っていた
子供からの視点では、うまくいっていると思っていたようです。
先生方やお母様が自分の知らないところで、そんなに親身に動いてくださっていることに、
気付くまでは。
この続きは次回に書きたいと思います。
12月って、なにかと忙しくバタバタしてしまいますね。年賀状も印刷をしただけで進んでいません(泣)
なんとか年を越せるよう、頑張らなくては!
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