小学校受験の面接で子供に対して聞く質問で「こんな時どうする?」という質問がよくあります。
登下校中のハプニング質問
「登下校中のハプニング」に関する質問は想定しやすく、答えも準備しやすいので、
お子さんの登下校に使う交通機関の乗り過ごし、知らない人から話しかけられた場面など、
お子さんと話す機会を作って「こうしようね」と親子で決め事があると、面接でも対応しやすくなるかと思います。
遊びのトラブル質問
結構答えが難しいのが「遊びのトラブル」に関する質問です。
遊びに限った話ではないのですが、お友達と何かを一緒にしていて意見が分かれた時にどうするか、
という感じです。
「クラスでグループに分かれておみこしを作ることになりました。色を決めているところで、
お友達と意見が分かれてしまいました。そんな時あなたはどうしますか?」
「お友達とドッヂボールをしていて、お友達が投げたボールを、あなたがうまくかわして、
洋服スレスレのところをボールが通っていきました。お友達はあなたの洋服にボールが触れたと
言ってきましたが、あなたはかわしたと思っています。そんな時あなたはどうしますか?」
大人でも難しい
面接の質問で想定できるものは答えを準備していくので、それこそ「立て板に水」的に、
「こう聞かれたら、こう答える」と、スイスイ進んでいきますが、この手の質問には「うっ」と詰まって
しまいますよね。
人間関係について、大人でも全てがうまくいく人なんていないのですから、5歳児が即席で100%の
答えを出すなんて、相当難しいと思います。
それでも答えは必要
難しいけれど「わかりません」という解答だけは避けたいところですよね。
娘と事前にたくさん話して「母の思う対応」と「娘の思う対応」のすり合わせをしました。
意外と一致するものですね。
私は、上下関係の無いお友達との話し合いである以上、フィフティーフィフティーな立場で話し合って決めて
いいと考えました。
娘も、ゆずったり、意見を通したりしないで、おあいこで決めたいから、ジャンケンで決めたい、
という考えを持っていました。
実際の面接でも、娘はしっかり自分の考えを話していました。
学校が求める子供の姿に合っているのか?!それは分かりませんが、娘の考えは伝わったと思います。
だんだん受験本番が近づいてきた今だから、リアルに親子で相談できると思います。ぜひ話し合ってみてください。
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