小学校受験の面接 お子さんへの質問 こんな時どうする編

小学校受験の面接では、「こんな場面で、あなたはどうしますか?」


という質問をされることがあります。



自分自身にハプニングやトラブルが起きた時、トラブルになる予感がする


場面を見た時、これから何かをしようとする時、…。


一度も練習せずに「こんな時どうする質問」に答えようとしても、


「これでバッチリ」という解答にはなかなかなりません😌


親子で一緒に考えてみてください。






お子さんへの質問



「お友達があなたとぶつかって、ころんでしまいました。


その時、あなたはどうしますか?」




「公園で遊びたい遊具があったので、順番を待っていましたが、


前に使っているお友達がとても長く使って、なかなか順番が回ってきません。


その時、あなたはどうしますか?」




「影踏みの遊びをしていて、あなたは逃げる役で逃げている時に、


影が踏まれていないと思っていたのに、鬼役のお友達から”踏んだよ”と


言われました。その時、あなたはどうしますか?」




「一緒に遊んでいたお友達がおもらしをしてしまいました。


その時、あなたはどうしますか?」




「知らない大人の人が”お菓子をあげるよ”と言ってきました。


その時、あなたはどうしますか?」




「とても優しそうなおばあさんが”お菓子をあげるよ”と言ってきました。


その時、あなたはどうしますか?」




「学校から帰っていると、知らない人から写真を撮られました。


その時、あなたはどうしますか?」




「お友達が作った工作を見せてもらっていたら、壊してしまいました。


その時、あなたはどうしますか?」




「拾ったライターで遊んでいるお友達を見つけました。


その時、あなたはどうしますか?」



「学校からの帰り道で、お金が落ちているのを見つけました。


その時、あなたはどうしますか?」




「今からひとりで公園に遊びに行くことになりました。


その時、あなたはどうしますか?」




「今からコスモスの絵を描こう、ということになりました。


あなたはどんな物を準備しますか?」




などなど、いろいろなシチュエーションを提示されて、


その時どうするかを尋ねられます。




答え方とポイント




実際に寸劇をして反応を見るわけではないので、子供にとっては、


どんなことを聞かれても「お話の中での出来事」のように聞こえるようです。



なので、どう見てもモジモジちゃん・やんちゃ君なのに


「お友達に”代わって”と言います」とか



「”知らない人から物をもらったりしないように、お母さんから言われています”


と言います」



とか、自分に置き換えずに「これが正しい」と子供が思った像を思い浮かべて


答えたりします。




ある程度の「いい子」の回答は必要かもしれませんが、練習をしていて、


お子さんらしくない答えが出てきた時は


「本当に出来る?お母さんだったらちょっと勇気がいるなぁ」という感じで


傷つけない程度に流しつつ、一緒に着地点を探してみてください😊



そういう会話をすることで、段々と現実路線の反応が親子共に見えてくるようになりますし、



質問の答えも自分の言葉になっていきますよ💚



我が家の娘ちゃんの時も直前講座の頃、幼稚園の行きかえり、塾の行きかえりで


「こんな時どうする話」をたくさんしました。



出来もしない正義のヒーローやヒロインになる必要はないと思います。



自分ならどうするか、成長に応じた自分らしい対応、身を守る対応が答えられるように、



「お砂場で遊んでいたら、砂の中から恐竜が出てきました。そんな時あなたはどうしますか?」


「ものすごいイケメンのお兄さんから”一緒に写真とってもいい?”と聞かれました。


 そんな時あなたはどうしますか?」



みたいな冗談も交えつつ💦、お子さんとたくさんシチュエーションを考えて話してみてください😊



「まぁ、そうするだろうね」と思える正直ベースの答えが聞けると思います。


そこから面接用の答えの着地点を探ると、不正解にはならない


現実路線のわが子の姿がリアルになってくるかなと思います。




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