子供の気持ち



受験に向けていろんな取り組みをして、願書を書いて、面接の練習をしている頃は、


今から思うと親のほうが随分と煮詰まっていた気がします。


私立では親も一緒に面接がありますので、子供だけが頑張っていてもいけませんよね。





願書を手にしてから

受験校をある程度しぼって、受験の準備に取り組んで、親子で日々頑張ってきたわけですが、


本物の願書を手にすると「どうしてこの学校に入学してほしいのか」をあらためて自問自答する日々でした。


理由はもちろんあったから、その学校の願書をいただいてきたわけで。


しかし、志望理由を実際の言葉にしていくと、そんなにスルスルとは出てきませんでした。


学校の特色は、見学もして、先輩お母様方におたずねして、パンフレットも読んでわかっていたつもりです。


子供の様子と照らし合わせて「合う」と判断したから受験校に決めたのも本当です。


でも、いざ言葉にしていくと「誰もが言いそうな言葉」に思えて、願書に書いても、


面接でお伝えしても「入学させていただきたい気持ち」が伝わるかどうか不安で仕方なかったのです。


面接当日、娘から学ばせてもらうことになるとは…。


やってくれた娘ちゃん

面接の終わりに、校長先生が「最後に何かおっしゃりたいことがあればどうぞ」とおっしゃいました。


すると娘は「私のことを見て“○○小学校に入りたい”って思ってもらえるお姉さんになります!」と言ったのです。


驚きました。


私は、一生懸命調べて、お尋ねして、たくさんの言葉を集めていただけだったんだな、と思いました。


娘に入学後のビジョンがあったこと、それをストレートに伝えたことで、娘の入学の意思を強く感じました。


入学してから、娘はとてもイキイキとしていて、小学校生活を謳歌しているなぁと感じます。


今、これを読んでくださっていて、受験準備をされている方のお子さんにも、


きっと、お子さんのとってもピュアな「入学したい気持ち」があると思いますよ。



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