います。今日はその作文王子くんのことを書いてみたいと思います😊
国語の授業
1年生の頃、授業参観で国語の授業を見ていた時です📕
「はなのみち」という作品を読み解いていました。
その中で、くまさんが、見つけた時はいっぱい入っていたはずの袋を
ともだちのりすさんのところへ持って行って開けてみると、袋に
穴があいていて何も入っていなかったシーンがあります。
「しまった。あなが あいて いた」というセリフの後、
先生が「袋には何が入っていたと思いますか?」と質問を投げかけました。
生徒たちは思いおもいに挙手をして、発表していきます✋
「木の実が入っていたと思います」
「花の種が入っていたと思います」
(後に続く「ながい ながい、はなの いっぽんみちが できました。」を
意識して、成長して花が咲くものを答えるお友達が多数でした。)
その中で、作文王子くんは「くまさんがりすさんのところへ行く間に、
袋の穴から『はるかぜ』が出ていたのだと思います」と発表したのです🍀
初めての授業参観で保護者の私ですら緊張していたのに、この発表の後、
お母様方から「うわぁ」と感嘆のため息がもれ、教室が暖かい空気に包まれ
ました😊
小学校受験の対策もあって「〇といえば●」というような、理屈に合った
考え方・進め方を数多くたたきこまれた子供たちの中で、物語の世界を
深く味わう心を育ててきた作文王子くんは、とても輝いていました💚
それから、彼が作文や感想文のコンクールで受賞の常連となったことは
言うまでもなく、私が心の中で勝手に「作文王子」と名付けたのでした。
作文王子くんのその後
学年が上がって。。。
ミニトマトを半分に切って🔪盛り付けるように先生からご指示があった時、
ほとんどのお友達が包丁を使い慣れてなく、ミニトマトを半分に切るのは、
刃とトマトを支える指が近く、怖くて切れないお友達ばかりでした💦
我が家の娘ちゃんは、幼稚園の頃から一緒に夕食を作っていたので、普通に
切れたようで。「私のも切って」「僕のも切って」と次々に持って来られて
ほとんどのミニトマトを娘ちゃんが切ることになってしまいました。
娘ちゃんが切っている様子をみて、「すごい」というよりは、「どうして
こんな怖いことを普通に出来るの?ワイルドだね💪」という感想をもらす
お友達が多かったそうです😅
そんな様子を見て作文王子くんは「もし無人島に行かなきゃいけないことに
なったら、○○さん(娘ちゃん)と一緒だと心強いよね」と言ったそうです。
さすが、作文王子です。心に思った正直な感想は他のお友達と同じだとしても、
口に出す時の表現がやはり暖かく感じます💛
小学校受験を始めた時から、学年が上がれば上がるほどお勉強の量は増える一方で、
スピードも増していかなくてはいけなくて、忙しい毎日を過ごしていく中で、
作文王子くんのような心を育てていくって、本当にすごいなと思います。
子供は忙しくても、親くらいは暖かい気持ちで子供に接していかないと、リキんで
いたことにふと気づく瞬間を与えてあげられないのかもしれませんね💨
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