千葉県の小学四年生が亡くなった事件は、父親のDVが原因でした。
10歳の子供がSOSを命がけで出しながらも、
救うことが出来なかった大人たちには、大きな課題が残る事件でした。
そして、山口県の生後2か月の赤ちゃんが母親による暴行死。
この事件は母親の根っこにある気持ちが分かるだけに、なんとも言いようの
ない、どうしようもない気持ちになります。
主婦の孤独感
主婦の孤独感というと、専業主婦が外に出ず、家にこもって鬱屈としている
ことに起因するイメージが世間ではあるようですが、私の思う主婦の孤独感
は全く違います。
人と接しないから感じる孤独感ではなく、毎日家族に接していて、日々
家族ひとりひとりのことを考えて細かいところまで気遣って支えて過ごして
いる中で、、、
髪の毛を20cm切っても誰も気付かない。
熱を出して嘔吐していても、何ひとつ変わらず家事・育児をこなさなければ
いけない。嘔吐しているトイレの戸の前に待たれて「(僕たちの)ごはんは?」
と聞かれる。
誕生日をスルーされる。
そんな孤独感です💨
ですから、事件に発展するようなものではないです。
(この孤独感をため込んで家出したママ友もいますが💧)
そもそも、家に閉じこもって鬱屈とするヒマはないです。
こうしてブログを書く時間だって、意図的に捻出しなければ作れません。
でも、少し家事・育児と違った時間を持つことで、日々の気持ちが前向きに
なり、救われていたりします💚
ママ友
ママ友って本当にありがたいです💙
20cmも髪を切れば、似合っているとほめてくれたり、気持ちの変化があったのか
心配してくれたり。
具合の悪い時には当番を代わってくれたり。
誕生日にはメッセージをくれたり、パーティーを開いてくれたり。
しかし、上に書いた事件では生後2か月なので、ママ友なんてまだ出来てないで
しょうし、シェルター施設の中で起きた事件ですから、
初めての子育てで生後2か月という極限状態の上に特殊な環境での育児で、
子供はもちろん自分自身の先行きも見えない、不安なんて言葉では表せない
精神状態だっただろうなと思います😔
子供を殺めてしまう以外に、何か見いだすことはできなかったのかが悔やまれます。
主婦のイメージ
3食昼寝付きだとか、ヒマを持て余すとか、旦那さんに依存しているとか、
よく言われていますが💧、今どき一度も社会に出ずに結婚する人はあまりいないので、
経済的に自立している大人同士が知り合って結婚し、結婚や出産のタイミングで
働くことをセーブしたり辞めたりした主婦が多いのではないでしょうか。
結婚したとたんに「食事はどうしてるの?」「家事はどうしてるの?」と職場で
聞かれましたが😓、そもそも食事も家事も結婚とは関係のないものです。世帯ごとに
誰かがしなくては生活が成り立たないわけで。一人暮らしの人だって普通に
やっていることであって、やっている人=ヒマ、ではないですよね。
男女問わず、結婚・出産を機に全力で仕事に取り組めなくなったり、
絶対に止めることのできない家事・育児を一人ですることになったり、
そんな可能性を考慮してなお結婚・出産を望むかということが、
ここ10年くらいでわりと注目されるようになったように思います。
ひと昔前なら、ご主人はご主人然として世帯の代表という振る舞いをして
いましたし、主婦が運転免許を持っている割合も少なく、お出かけはお父さん
担当で、家族全員でお出かけだったりしましたが、
今は何かあったら男性が前に立つ、ということも少なくなり、
お出かけもお母さん担当で、お父さんだけ別行動、ってことが結構あります。
逆に、お父さんが子育てに積極的で、子供のことが可愛くて仕方ない様子も
よく目にするようになりました。その間、お母さんはヒマしているのではなく、
子供がいない時に進めておきたい作業に追われていることを受け止めてくれて
いるのなら、その家庭は相当うまくいっているだろうなぁと😊
子供がいる以上、子供が「自分は望まれて生まれてきたんだよね?」なんて考えなくて
いいような人生にしてあげなくちゃ、という思いは私の根底にありますが、娘ちゃんに
「あなたも結婚して子供を産んで育ててごらん」とは言えない自分が確かにいます。
何か特別なことを成し遂げることだけが素晴らしいのではなく、毎日仕事に行くこと、
毎日家族を支えること、毎日学校へ行くこと…、そのひとつひとつを大事に、きちんと
生活していることも、とても貴いことなのだと認め合える家族でいられたら幸せですね💗
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