キラキラした子供たち

「クラスから1~2名、○○というイベントで前に出てチャレンジして


もらいます👆」ということがあったとします。


自分が生徒の立場だったら、このことをどう受け止めますか?


小学生の頃の私なら「私じゃないな」と傍観していたとハッキリ言えます💧


アラフィフ世代は私と同じ感じの人、多いのではないでしょうか💦


(第二次ベビーブームで、クラスにいる生徒数が多かったので、


余計に「主役感」がありましたしね😅)


もちろん、誰かには決まるわけですから、主役は必ずクラスの中に存在


するのですが、「自分じゃないな」と最初から諦めていて、かといって、


誰に決まってもマイナスの感情が湧くでもなく、手を挙げられる人をただ


純粋に「すごいなぁ」と思っていました。






キラキラした子供たち



なにか主役になれる場面があった時、我が家の娘ちゃんを含むクラスの子供


たちなら迷いもなく立候補できるし、立候補が複数いた場合は、どうして


なりたいか、どんな風に主役をこなしたいか、ハッキリと述べることが


できると思います。




何にでも立候補したいわけではなく、自分の意志がはっきりしていて、


「これはやっておきたい✊」と自分を突き動かす何かを持っているように


見受けます。そして、私と全然違うのが、そこに引け目や無理がないことです。




私が娘ちゃんに私立小に行って欲しいと思っていた理由の一つが、ここに


あります😊


私は中学受験組で、中学に入ると系列の小学校からあがってきた友達が


とても堂々としていて、キラキラと輝いていて見えました🌟


だから、娘ちゃんはキラキラ組のほうに入っていてほしいと思ったのです。


(娘ちゃんは娘ちゃんで、自分で何でも決められる性格で、「この小学校


に行きたい」と明確な意思があって入学したわけですが)




ん十年も前の話ですが、私が通っていた中学では、友達が自分の事をどう


思っているのか伝え合うような取り組みがあっていました。


自分に自信がなく、合格して入学はしているものの、塾に行かずに家庭


学習だけで合格したので、1人で乗り込んでいく感じで、ここに居ていいのか


と引け目を感じていた私は、友達からどう思われているのかを知るのが


とても怖かったです😔


しかし、何度もそういうやりとりを重ねていくことで、皆がお互いにフィフ


ティーフィフティーの関係を築こうとしているのが分かってきて、だんだんと


自分の意見を言えるようになっていきました。




私立小学校での取り組み



娘ちゃんの学校でも、クラス全員、ひとりひとりに対してメッセージを書いて


ボックスに入れたものを、先生がそれぞれの生徒宛てにメッセージ📧を取りまと


めてくれたり、バースデー係🎉を作って、クラス全員からの寄せ書きメッセージ


が誕生日にプレゼントされるといった形で、お友達が自分の事をどう思っている


のか伝え合う取り組みが行われています💗


娘ちゃんはメッセージを持って帰って、嬉しそうに私に見せてくれます。


社会で存在を認められるって、何よりも強い支えになります。


この学校に入学してよかったと心から思いますし、本当にありがたいことです😊




マイナスの呪文



私たちアラフィフ世代の自己肯定感の低さって、親からの声掛けが結構影響して


いるなと、子育てをしてみて改めて感じます💧


50才手前になった今でも「あなたには取り柄がない」と親に呪文のように言われ


てしまう私です😓子育てを十年ちょっとしてきて、母親としての強さも身につけてきた


今だからこそ「取り柄がない」と言われても聞き流せますが、言われるがままに


受け止めてきた子供時代は、どんなに頑張っても「できない子」なのだと思いこんで


いました😞


確かに、私は娘ちゃんを育てる母親であること、少しお手伝いが必要になってきた親へ


のお手伝い要員であること…、大した存在価値はないのです。


でも見渡せば、そんな普通の人が大半の世の中です。


と、割り切れるようになり、強くもなり、50才手前にしてようやく自分の事を


好きになれそうだと思えてきたところです。


娘ちゃんには「生まれてきてよかった」と思える人生を送って欲しい、一緒に


時を共有するだけで誰かの支えになっていることを実感して欲しい。


「自己肯定感って生きる力になるなぁ」と思う今日このごろです。




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