写真の流出

娘ちゃんの学校で保護者向けにSNS講習会がありました📱


SNS講習会といっても、SNSに限った話ではなく、ネット社会で


生きていくために、親としてどのような知識と準備が必要かを教えて


いただける講習会でした。




携帯電話やスマートフォンの小中学校への持ち込みを原則禁止とした


文科省通知を見直す方向で検討を始めると発表されたことで、最近、


話題になっています。


学校でのネット利用の位置づけ



娘ちゃんの学校では、携帯電話もスマートフォンも持ち込みが禁止されて


います。また、プライベートにおいても、ネットを通じたメッセージの


やり取りを禁止されています⛔


与えてしまったが最後、取り上げることは不可能に近いと認識しておいた


ほうがいいだろなぁと思いますし、娘ちゃんが親の目の届かないところで


やり取りをするということに、完全な信頼をおける成長を遂げていないと


感じている以上は、与えたくないというのが正直なところです💦


大人でさえも、うまくいかなくなる事例がたくさんあるのに💧、そうそう


転校もままならない学校という社会の中においては、人間関係がうまく


いかなくなるのは、人生のしくじりにつながりかねない大きな問題です😔



写真の流出



柚木麻子さんの「さらさら流る」という本を読みました。



主人公の女の子が、大学時代に男の子とお付き合いをします。


就職して間もない頃、会えない寂しさを埋めるために男の子から裸の写真を


撮らせてほしいとお願いされます😓


嫌だと断りますが、男の子に懇願されて撮られ、泣いて写真の削除を求め、


削除してもらいます。しかし、男の子は完全には削除していませんでした💧。


二人が別れて6年がたった頃に、女の子が仕事関連でインターネットを


使っていた時、以前付き合っていた頃に撮られて、削除してもらったはずの


自身の写真が出てきて目に留まります😰。




この作品の公開されているあらすじのあらすじ(?!)はこんな感じです。



ここで、女の子は弁護士さんに間に入ってもらって、写真を公開している


サイトのオーナーと交渉して画像を削除してもらうのですが、その相場は


1件5万円と書かれていました💨


一度ネットに公開されてしまった以上、世界中で個人的に保存している人


なんて星の数ほどいるだろうに…。削除されても、また違う人がネットに


載せたら、無限のいたちごっこ。


女の子の絶望感と、写真流出した男の子の事態の受け止め方の違いが、


腹立たしくもあり、これが現実なのだと悲しくなります😞




我が家の娘ちゃんとて、他人事ではなく、登下校中に知らないおじちゃん


から写真を撮られることがままあり、シャッター音で撮られてことに気づき、


撮られる前に対策といえば、常にマスクをするくらいしかない状態です。


(動画だと音もないので気づくことすらできませんね。しかも、撮影された


ことに気づいたからと言って、削除を願い出るとかえって痛い目に合う


かもしれないので、結局は何もできずに傷ついた気持ちで帰ってくるのですが💧)




登下校中の写真なので、小説に出てきたような写真とは比べ物になりませんが、


公開されたくない写真は、絶対に撮らせないことしか防ぐ方法がないということ、


一度公開されたら完全に削除することは不可能であることを、子供にしっかり


理解させなければ、と感じました。



昔と違って、ほとんどの人がいつでも動画も写真も撮影可能な状態であり、


いつでもネットにアップロードできる状態というのは、恐ろしくもありますね😨




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