小学校受験に限った話ではないのでしょうけど、ホント、試験当日っていろんなことがあるものです。
鉛筆が落ちる
以前「問題めくりも楽じゃない」の記事で書いた通り、幼稚園児にとって「問題用紙をめくって
裏に返して手アイロン」という手順が、結構大変なんです。
A4サイズならまだ大丈夫ですが、B4となると机の上にある鉛筆を気にしながら問題用紙をめくるのが
難しくなります。1日の試験のうち、落とした回数が1度なら大丈夫でしょうが、問題をめくる度にとなると、
落ち着きが無いと受け取られることもあるかと思います。
ペンの場合はキャップやクリップ(服に挟む所)が付いているので、転がりにくいですが、鉛筆は転がりやすいですよね。
学校指定の鉛筆の場合は仕方ないですが、自分で持っていっていいのであれば、くもんの三角の鉛筆が転がりにくいですよ。
鼻血が出る
鼻血が出やすいお子さんに限らず、一度は練習しておくことをオススメします。
練習って???? ですよね。
気分が悪いのでなければ、なるべくなら保健室受験は避けたほうが無難です。
そこで練習ですが、ポケットに入れていたティッシュを実際に鼻に詰めてみます。
どれくらい破って、どれくらいの大きさにするのか。本当に鼻血を止めることを目的としているのでは
なくて「自分で対処できるから大丈夫」という暗示のための練習です。
鼻水が止まらなくなっても、イライラしたり、すすり過ぎて気持ち悪くなったりしないで、
いつものように鼻をかめる気持ちの余裕が出来ますよ。
受験者とのハプニング
何もしていないのに、近くにいた受験者から「痛い」と大きな声で言われて注目を浴びる、
なんてハプニングに見舞われた時、怒った口調で言い返すことだけは避けなければいけません。
静かに手を上げて、先生が来られてから落ち着いて「何もしていないし、触ってもいないのに痛いと言われました」
と毅然と伝えるしかないのかなと思います。
他の人が気付かない程度の声で「痛い」と言われて睨まれる程度であれば、しらんぷり作戦がいいかと思います。
(もちろん、どちらも冤罪の場合の対処です)
このハプニングは成り行きによって合否を左右するので怖いですよね。
親子でしっかりシュミレーションして、お子さんに合った対処法をみつけてみてください。
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