行動観察の落とし穴

お教室に通っていらっしゃるご家庭は、行動観察ってなんぞや?って


ことを熟知していらっしゃると思いますが、ここではお教室に通わず


に家庭学習で受験を考えていらっしゃる方、小学校受験の行動観察


って?という方にも、「そんなことがあるんだ」とわかっていただ


けるエピソードをご紹介したいと思います😊





行動観察



小学校受験では筆記テストや面接だけではなく、子供の様子を審査


する行動観察があります。



はっきりと「これから行動観察します」と分かるものから、休憩時間


のような雰囲気で、待っている間の様子を審査するものまであります💦



全体としては、先生のご指示通りの行動ができること、お行儀よくでき


ること、協力的であること、感情を出しすぎないこと、などが出来て


いれば問題ありません😊


課題をうまくこなす必要は全くありません。年齢に合ったことが出来て、


緊張でうまくいかなくても一生懸命取り組む姿があれば大丈夫です✋



今回ご紹介するエピソードは、「これから行動観察します」とはっきり


課題を与えられた時の意外なポイントについてです。



意外な落とし穴



30~40人ほどの子供たちが集められ、並んでいない状態で、


「3人組を作って、手をつないで座ってください」


という課題が出されました。


こういう課題の時はやはりお教室に通っている子は強いです✊


受験番号が近い集団でエントリーしているので、もともとお友達で、


ほとんど会話せずにさっと手をつないで座ることができます😊




ここで落とし穴となったのが、「手をつなぐ」というポイントです👆


知らないお友達と手をつなぐことに抵抗を感じるお子さんの場合は


だいぶハードルが高い課題となります💨


一緒につないでくれるお友達を見つけて「一緒にいい?」と交渉が


成立して手をつないで座るまでの間に、



1、話しかけられそうな相手、一緒にやってくれそうな相手を見つける


2、「一緒にいい?」と了承を得る


3、手をつなぐ


というステップがあるわけですが、「1」と「2」は必ずしも自分


からでなくても、モジモジしている間に誘ってくれるお友達が現れて


解決することがあります。しかし、初めてのお友達から手をつながれて、


パッと離してしまう傾向のあるお子さんの場合は、この抵抗感を克服


するには長い時間かかりますので、早くからこのタイプの課題をクリア


できるような取り組みが必要です👆


お教室が開催する行動観察の練習会に参加するのもいいですが、出来ない


ことを子供に認識させると出来ない状態が長く続いてしまうので、


子供向けのイベントで、親と離れて、その日居合わせた子供だけで遊ぶ


コーナーや、ワークショップに参加して、「その日居合わせた子と何か


をする」ことに抵抗をなくしていくようなアプローチがおすすめです😊



小学校受験の取り組みをしていると「こんなことでひっかかるのかぁ😔」


の連続です。克服すべき課題が見つかってから本番までの期間が短いと、


取り組みが辛くてトラウマ級になってしまうこともあります😭


なるべく楽しく長く取り組めるような工夫を考えて、一緒にやっていく


ことくらいしか親に出来ることはないので、見守りつつ(少しずつ


手をひっこめながら?!)一緒にやっていこうと思います😅



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