巧緻性 色塗りのコツ



小学校受験でぬり絵そのものが出ることは、あまりないのかもしれません。
しかし、筆記試験で座標移動のタイルを塗ったり、待ち時間のお絵かきで色を塗ったりと、塗る作業が出てきます。




ひとえに色を塗ると言っても

娘は「絵を塗る」となると時間をかけて濃く塗りつぶし、「筆記試験で四角を塗る」となると勢いよくはみ出して、


早く次の問題へ取り掛かろうと急いで塗るという、親から見ると「あなたって子はどうして・・・」


と言いたくなる状態が長く続きました。


受験では絵であろうと、筆記試験であろうと、完成するまで待ってもらえることはありません。


いかに短い時間で「はみださずに塗った」という状態を作り出せるか、が重要になってきます。





娘へのアプローチ

娘の場合は「濃く塗る」「はみだす」という問題点がありましたので、塾の先生に相談して手順を考えて指導しました。


塗りたいところの縁を濃い目になぞり、その中を方向を決めて(我が家は斜めにしました)薄めにサッと塗る。


とにかく、この手順でひたすら練習です。


力の入れ具合、鉛筆の倒し具合が分かり始めてからは、随分と仕上がりがきれいで早くできるようになりました。


「なんでこんなところでひっかかるかなー」と、やっぱり思ってしまいますが、ひとつひとつクリアにしていくしかないですもんね。


受験テクニックではなかった

小学校受験って、受験用のテクニックが結構いりますよね。まだ生まれて5年しか経っていない子に「この時だけはこんな風に」と言っても・・・。


と思うことがたくさんあります。


でも、子供って結構覚えているもので「受験の時こうしたから大丈夫」という言葉が時々出てきます。


たった数年の人生の中でも、自信を持って「私は頑張った」と言える大きな経験だったんだな、と思います。


あの時は「受験用のテクニック」としてとらえていたことも、効率的にこなすスキルとして役立っていることに、今になって気付きます。


「試験までに結果を出さなければ」と親としては、あせりましたが、やっぱりポジティブになれる励ましをしてあげればよかったなぁと思います。



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