小学校受験では、子供が問題文を読んで答える、ということはありません。
子供に渡される問題用紙には問題文が書かれていないので、先生が読んでくださる問題文を一度で聞き取らなければなりません。
子供に渡される問題用紙には問題文が書かれていないので、先生が読んでくださる問題文を一度で聞き取らなければなりません。
聞き取って、正しく理解して、作業をする。
この一連の流れに慣れていないと、なかなか点数に結びついてきませんよね。
そして、慣れてきた頃にちょっとつまずきを感じたのが音を聴く問題でした。
すごろくのような図が描かれていて、スタートのマスに矢印がついている用紙を渡されます。
「チン」(トライアングルの音)は1つ、
「ドン」(太鼓の音)は2つ、
「タン」(タンブリンの音)は3つ進みます。
では、今から音を鳴らします。
どこまで進むでしょう。進んだところに○をつけてください。
「チン、タン、ドン、チン」(音が鳴らされます)
という問題です。
こんな風に解いていきました
そんな問題もあるんだと知らずに、初めて聞くと「え?もう一度聴かせて」と言いたくなるような問題ですよね。
問題文が読まれて、音が鳴るまでの間に、音と数を結びつけて覚えて、音が鳴ったら、どんな音が鳴ったかを、
リズムを覚えるようなイメージで音を言葉にして覚えます。(上の問題ですと「チン、タン、ドン、チン」と声に出さずに口で言う感じです。)
リズムを覚えるようなイメージで音を言葉にして覚えます。(上の問題ですと「チン、タン、ドン、チン」と声に出さずに口で言う感じです。)
そして、スタートのマスに指を置いて、口で「チン」と言いながら(もちろん声は出さずに)1つ指を進め、
「タン」と言いながら3つ進め、「ドン」と言いながら2つ進め、「チン」と言いながら1つ進めて○を書く。
「タン」と言いながら3つ進め、「ドン」と言いながら2つ進め、「チン」と言いながら1つ進めて○を書く。
そんな流れを経験しておくと、他の問題に混じってこの問題に直面してもそんなに慌てずに済みますよ。
娘ちゃんとの練習
家で練習する時は、楽器を実際に鳴らしていては、楽器を持ち替えてテンポよく鳴らすことができないので、
手拍子・机をたたく・鈴を鳴らす、のバリエーションで練習しました。
やってみるとわかるのですが、最初は大人でも笑いが出るほどできないんです。なので、娘と一緒にやっていて
「チリン、ドン、パン、パン、だったよ」
「違うって、チリン、ドン、パン、ドン、だったよー」
と、もし他の人がこのやりとりを聞いていたら「???」ってなるよねと、コントのような感じになり、
真面目にやってるのか遊んでるのか・・・、でもすごく楽しくできました。
筆記試験のお勉強が煮詰まってきた時には、もってこいの問題です。一緒にやってみてください。
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