小学校受験のお絵かき



お絵かきは、小学校受験に向けて塾に通っていながらも、我が家にとっては、結構長いことノーマークだった課題でした。


お絵かきの課題

「知っている動物をたくさん描きましょう」など、具体的なお題があって、


ほとんどの子が同じような感じで描くような場合は、あまり問題はないのですが、


「楽しかった思い出を描きましょう」というような、人それぞれ違う絵になる場合は、


本当に出来栄えにも違いが出ますし、内面的なものや、家庭事情も出てきます。






「楽しかった思い出」と言われて、幼稚園での行事を思い出して描いた場合、


行事で使われたアイテムにばかり気持ちがいってしまって、行事を示すアイテム以外は、


登場人物が自分ひとりしかいなかったりします。


なるべくなら、参加したことが楽しかった、というよりは、お友達と一緒に取り組んだことが楽しかった、


ということが伝わったほうが、合格させたい人材に近づけると思います。


また、家族で動物園に行った思い出を描いた場合、さきほどの事と同様ですが、


動物を描くことにばかり気持ちがいってしまって、


普段一緒に過ごす時間が少ないお父様が登場してなかった、ということもありがちです。(塾では、動物たくさんと自分ひとり、


という絵もたくさんありましたよ。子供の表情は笑顔で描いてあっても、一人で動物園に行くわけじゃありませんしね・・・。)


あと、動物の描き方でひとつ、気になった描き方をするお子さんがいました。


どの動物も真正面から描いてあるのです。


「斬新な視点だなぁ」と最初は思ったのですが、どれも顔から足が生える感じになり、特徴が出しづらいようでした。

描く手順

いろいろ観点があるもんだなぁ。と思いました。


そんなポイントを聞いてからは、娘が絵を描く時は、いきなり書き始めるのではなく、


描く前に「こんな絵にしたい」という全体像を思い浮かべてから描くように伝え、描く順番もタイムアウトを意識して、


人→アイテム→背景の順に描き、途中でやめることになってもある程度伝わる絵になるよう工夫しました。


どの課題も準備なしには、うまくいかないものですね。




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