その日から治療が始まってお薬をいただけるわけではない、という
お話からしたいと思います。
治療開始まで
アレルギー性鼻炎の治療で舌下免疫療法をトライしてみたいと言い出して
から実際にミティキュアを飲み始めるまでに、5か月ほどの期間がありました🕒
それだけ待たなければいけない、ということではないのですが、
いくつかプロセスがありました。
1 舌下免疫療法を試したいと相談・アレルギー検査
2 検査結果・舌下免疫療法の説明
治療の進め方と副作用についてのプリントをいただいて帰る
(結構な厚さでした)
3 副作用を娘ちゃんが怖がり、しばらくアレジオンで対処療法
4 やはり治したいと娘ちゃんが思いなおす
5 治療開始時は安静が必要なので、始めるタイミングとして長期休暇を待つ
6 舌下免疫療法開始
治療費について
上に書いた「1」の初診の領収書は、
初・再診料 362点
検査 1604点
投薬 68点
合計 2034点
負担額 6100円
となっています。
窓口で詳しくおたずねしたわけではないので、内訳は推測になります。
ちなみに、料金は1点=10円で、3割負担です。
初・再診料の内訳は、初診料282点、機能強化加算80点といったところ
でしょうか。
機能強化加算は小児科のかかりつけ診療料としてだと思われますので、
大人ならかからない加算かもしれません。
(6歳未満の乳幼児なら、さらに乳幼児加算75点が加算されるかも)
(いずれにしても夜間、深夜、休日は別途かかるようです)
検査はアレルギー源を特定する血液検査の料金、投薬は処方箋料といった
ところでしょうか。
上に書いた「2」以降は、すべて同じ点数、料金でした。
初・再診料 128点
投薬 68点
合計 196点
負担額 590円
初・再診料の内訳は、再診料72点、明細書発行体制等加算1点、
地域医療貢献加算3点、といったところでしょうか。
そして、ミティキュアを続けている今でも同じ料金が続いています。
お薬の費用について
あとは、お薬の加算がいくらになるか、ですよね。
お薬をいただくと必ずかかる点数として、
調剤基本料1 41点
地域支援体制加算 35点
薬剤服用歴管理指導料 53点
(6か月以内に再来局した場合 41点)
調剤料1~7日目 1日分につき5点
8~14日目 1日分につき4点
お薬がジェネリックなら
後発医薬品調剤体制加算1(調剤割合75%以上) 18点
後発医薬品調剤体制加算2(調剤割合80%以上) 22点
後発医薬品調剤体制加算3(調剤割合85%以上) 26点
が加算されます。
あとは、いただいたお薬と、何日分かによって決まります。
ミティキュアダニ舌下錠3,300JAU 7日分 43点
(62.70円×7日分=438.9 10円=1点 小数点以下切り捨てで43点)
ミティキュアダニ舌下錠10,000JAU 14日分 265点
(189.40円×14日分=2651.6 10円=1点 小数点以下切り捨てで265点)
アレジオン錠10 14日分 98点
(70.50円×14日分=987 10円=1点 小数点以下切り捨てで98点)
アレジオン錠20 14日分 125点
(89.50円×14日分=1253 10円=1点 小数点以下切り捨てで125点)
アラミスト点鼻液27.5マイクログラム56噴霧用 1キット 189点
(1893.9円×1キット=1893.9 10円=1点 小数点以下切り捨てで189点)
例えば、ミティキュア10000を14日分いただいた時の合計は
調剤基本料1 41点
地域支援体制加算 35点
薬剤服用歴管理指導料 53点
調剤料 4点×14日分 56点
ミティキュアダニ舌下錠10,000JAU 14日分 265点
合計 450点
(1点=10円で、4500円。3割負担で1350円)
負担金 1350円
という感じになります。
これから舌下免疫療法を考えようという時の参考になれば幸いです😊
我が家の娘ちゃんもそうですが、自治体によって医療費助成がありますので、
治療期間3~5年を見据えて、医療費助成があるうちに早めに始めると
負担額がほとんどなく治療できますよ💚
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