体操座り(行動観察)



行動観察の中で、一番長い時間この体勢で過ごしていると思われる体操座り。


背すじを伸ばして、先生のご指示通り座っていれば問題ない、と言えばそれまでなのですが、


塾の先生のお話では、ジグザグ走やクマ歩きなどの課題と同じくらい、結構審査の目が光っている項目なのだそうです。



どんなところを見られているの?

どれくらい背すじが伸びているか、ご指示されている先生に視線が向いているか、


ということよりももっと内面的なことです。


上ももと胸をピッタリとくっつけて、足を抱え込むように体操座りをしているお子さんには、


虐待や強い指導が日常的にあっているのではないかと疑われるそうです。


チェックする方法として、課題の指示をされていない待ちの状態の時、


先生がお子さんの背中を後ろからチョコンとつついてみて、


過剰に驚いている、ビクついている様子が伺えた時はチェックが入るようです。


また、行動観察の間中ゼッケンをいじっている、という行動も緊張感が高く落ち着かない、


自分に自信の持てない精神面の現れとして受け取られるようです。


励まし続ける

これだけで不合格になる、ということはないと思います。でも、好印象ならともかく、


その反対にしかならないのであれば、今気付いて親子で改善に取り組んで、


本番までの時間を有効に使ったほうが得策ですよね。


娘はチェックが入るほどの状態は見られませんでしたが、緊張感が高く、本番に弱い性格で、


親に似ずストイックに準備し過ぎる完璧主義です。


親のフォローの一切効かない行動観察では、緊張感もマックスに達していることでしょう。


こういう性格の子を励ますのはホント難しいです。


むしろ、少し失敗してくれたほうがホッとしたりします。(笑)


その気持ちを娘に伝えたら、少し肩の力が抜けたようでした。


緊張せずになんて無理ですけど、その子らしく、実力が出せるだけの気持ちの余裕がある状態で本番に臨みたいですね。



スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿

スポンサーリンク