受験を決めるまで 小学校受験全般

ぼちぼちで大丈夫

小学校受験に向けて、塾では新年度クラスが始まりだす季節になりましたね。

受験準備

タイトルに「ぼちぼちで大丈夫」と書きましたが、受験準備はぼちぼちでは厳しい状況となります。

「ぼちぼち」と書いたのは、方向性のこと。

（方向性については、後で書きますね）

受験準備というと、お勉強にばかり目がいきますが、お勉強よりも、お行儀・巧緻性・運動能力といった

分野のものは、お勉強よりも身につくまでに時間がかかりますので、受験で求められていることを、

親のほうでなるべく早い段階で把握し、我が子の課題を見つけて長いスパンで取り組める

ようにすることをオススメいたします。

方向性

お父様、お母様が出身校とかで、早くから一校にしぼれているご家庭は、それだけ長く

準備に時間を割くことができます。

しかし、決まっていないからと言って焦ることはありません。具体的な学校を決めて

お教室へ入ったけれど、説明会に参加したり、先輩ママのお話を聞いているうちに、

我が子に合っているのは別の学校かも、と思うこともよくあります。

また、想定していなかった転勤・出張などの事情で引越しすることになる、

なんてことも、よくあります。

塾に同じ時期に入って、コース変更するご家庭も多数ありましたし、公立入学を決めて塾を

やめるご家庭もありました。

子供が受験の取り組みをしている間、親はいろんな情報に触れますし、我が子の性格や特徴を

細かく感じ取るようになります。

方向性が定まらないのは、親も子もつらくなりますが、自然に変わっていくことは、

よくあることです。

決まってないからとムリに決めなくても大丈夫です。

受験申込み間近や、私立受験直後など、公立回避のために「日程的に、とにかく受験できるところを」

ということで「急遽国立も」というご家庭もあります。

その時、その時でいろんな事情が生まれます。やめるのはいつでもできますので、

方向性が決まっていなくても前進していれば大丈夫ですよ。

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