観覧車の問題 回転推理編



今回は、観覧車の問題の中から回転推理の問題をご紹介したいと思います。



問題文


「観覧車が矢印の方向に回っています。観覧車が動いてライオンさんが下に来た時、


上のゴンドラには誰が乗っているでしょう? その動物に○をつけましょう。」


という問題です。






回った時にどうなるか、という推理の問題を解くことが目的ではありますが、


この問題の難点は、問題文を正しく聞き取り、正しく理解することです。


「誰がどこに来た時」と、「問題のゴンドラの位置」をしっかりと聞き取るよう、


取り組んでみてください。


解き方


まず「誰がどこに来た時」を書き残すことで、記憶に頼らないようにします。


この問題では「ライオンさんが下に来た時」なので、矢印の先に「2」と書いて置くことで、


どちらにどれだけ回ったか、分かりやすくします。


次に、「問題のゴンドラの位置」は、この問題では「上」とされていますので、


「上」のゴンドラに指を置いて、矢印と逆方向に書いてある数字分だけ動かします。


指はコアラさんのところで止まりましたので、答えはコアラとなり、右側の表のコアラ


のところに○をつけます。


この一連の流れを解説を含めて動画にしてみましたので、よかったらごらんください。






解き方のコツ


先ほども書きましたが、「誰がどこに来た時」と、「問題のゴンドラの位置」の2点を、


しっかり聞き取ること。


数字で書いた分だけ「逆回転」すること。


このポイントさえ押さえれば大丈夫です。


指している場所が「上」や「下」ではなく、「○○さんが乗っていたところ」となるだけで、


ややこしく聞こえます。


動いた後の場所も、問題の場所も「○○さんが乗っていたところ」で指定されると、


頭に入れるのが大変です。問題を聞きながら目で追っておくことも大切ですね。


観覧車の問題は、全くの初めてでは解きにくい問題の一つです。


時間と気持ちの余裕のあるうちに、じっくり取り組むことをオススメします。



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