学校は決まったのに入学準備をする気になれない…、
合格以外の結果をいただいて、そんな気持ちの真っただ中。
受験をする以上、一定数の補欠と不合格が出ることは、受検をする前から
分かってはいたものの、自分の身に降りかかると、どうにも前に進めない…。
私も娘ちゃんの幼稚園で抽選にはずれてしまったので、周りに報告する時の
落ち込みよう、年賀状の準備に取り掛かるパワーが持てない、何をするにも
「心ここにあらず」な感じ、すごく分かります。
今年、娘ちゃんの同級生の兄弟児が数名受験した中で、ご縁をいただけなかった
ママ友が吐露していました。
「合格する事しか想像していなかったから、ちょっとも受け止められなくて。
一応、受験する準備はしていたけれど、受けるつもりのなかった国立にも
全然気持ちが向かわない。
上の子の時は、親子で緊張して”何が何でも”って気持ちがあったけれど、
下の子は、上の子の行事で何度も学校に入ったことがあって、上の子の様子
も見ているから、当然自分もここに来るんだと思い込んでいた。今から思えば
慣れとおごりがあって油断につながったんだなと思うけれど、もうワンチャンス
もないことがどうにも受け止められない。」
行動観察の時におしゃべりをして、先生から注意を受けてしまったという、
決定的な原因も分かっているだけに、どうしてもっとピリッとした気持ちで
臨むようリードしてあげなかったんだろうと自分を責めていらっしゃいました。
下のお子さんの受験に、上のお子さんの時のように全力を注げてないと話す
お母様方は結構いらっしゃいます。
不思議と、一番下のお子さんの時が一番全力だった、という話もよく聞きます。
不合格の場合は、一度県外に出たりしない限りは編入もできないので、頑張って
気持ちを切り替えていくしかないのですが、補欠の場合は転勤族の3月の異動
までチャンスが残されているので、ランドセルも買えない、気持ちの着地も
できない、なんとも言いようのない日々が続くのが辛いところです。
合格も不合格も経験した身としては、本当の意味で「これでよかった」と思える
時を迎えるまでに年単位の時間がかかり、結構グジグジな私なわけですが…、
自分の奥底にある本当の気持ちに向き合って、自己嫌悪したり反省したりのグジグジ
を過ごして、見えてきたものもあります。
とことん自分に付き合ってみるのも意外といいですよ。
よかったら過去記事「不合格の痛み」「親の気持ちの着地点」も読んでみてください。
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿