小学校受験 テスト会で親も学ぶ



小学校受験向けの塾で開催されるテスト会。子供がテストを受けている間に、私が感じたことです。



母親勉強会のあるテスト会


それまで参加していたテスト会は、子供をテスト会の会場まで連れていって、


受付を済ませたら、「○時にお迎えに来て下さい」というタイプのものでした。





お母様方と顔を合わせるのは、受付時とお迎え時だけ。


自分が参加するわけではない分、子供のテストの結果に関心がいく感じでした。


子供がテストを受けている間に母親勉強会があるタイプにテストを初めて受けた時、


結構衝撃を受けました。


それはお母様方の服装です。塾の送り迎えをしていた時と同じ格好をしていたのは、


私の他に数名。その他は、ほとんどが受験当日に着る服装でした。


こんなに早くから??と思いました。


母親勉強会と書いておきながら


サブタイトルからすると、母親勉強会のレクチャーで学んだことがあるのかと、受け取れますが、


私が衝撃を受けたのは「そこかいっ!」っていう服装、というより「統一感」でした。


知らなかったとはいえ、こちらも普段着ではないにもかかわらず、自分たちが場違いな感じがして目立つのです。


統一感


娘が私立小学校に入学してから、一番印象的だったのは「統一感」でした。


塾の母親勉強会でほとんどのお母様方が受験当日の服装だったことからも感じとれる様に、


子供の合否や評価を左右するような立ち振る舞いがあってはいけない、という親心から


なのか、みんなが同じ方向を目指している印象を受けました。


そして、試験や面接当日、そこではまだかなりの割合で違う服装や立ち振る舞いを


目にすることがあります。


しかし、入学説明会のときには「みごと」と表現したくなるほど、雰囲気に統一感がありました。


学校のカラー


その学校が求めているからそうなるのか、何がそう作り出してしまうのか、本当のところは


わかりませんが、他の学校に見学・受験に行ってみると、その学校のカラーって


しっかりあります。


「面接の日、びっくりしましたー。なにかの宗教?と思うほど、申し合わせたように


黒装束の人たちがかたまって集まっていたので・・・。」と試験の日にお話しされている方がいらっしゃいましたが、


その後、お見かけすることはありませんでした。


良いか悪いか、普通か異様か、ということは別として、既にあるカラーをどう受け止めるか、


という事は問われているように思います。


私立小学校受験という世界観に初めて触れたひとときだったのかもしれません。



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